「西田宏道展」Echikaギャラリー
今回初の一般公開となる西田宏道展は、
池袋駅有楽町線、副都心線連絡通路にある
Echikaギャラリーで展示されています。
芸術劇場の地下からも、つながっており
いたるところにピンクの看板とエチカの→が
出ておりますので目安にしてみて下さい。(地図、写真参照)
西田さんは昨年、さくらが丘パルテノンの原形をとどめる
最後のアトリエ主として永眠されました。
生涯、作品を1点も売らず、画壇に出す事もなくご自身の
心ゆくまで五感でただ一途に、息をするように、「描くことが
生きる事」そのものだったそうです。
池袋地下街、エチカ繁華街の中、武蔵野の四季折々の風景画の他、
11歳で描いたという「ももとびわ」、絶筆となった自画像など全8点が
素朴に浮かび上がっていて、思わず足を止めてしまいます。
中でも地道な写生の跡が年輪のように刻みこまれた画板は
まるで抽象絵画の様を成し、画魂として印象深い作品になっています。
西田さんは、とても物静かで優しく、シャイな方だったそうですから
こんなにたくさんの皆さんに作品を見られて、天国でちょっと照れて
おられるかも知れませんね。
西田さん見えますか?
こんなに皆さんの心に響いています!
是非皆様のご来場をお待ちしております。